北九州市若松区ひびきの 美容室フルール

当店フルールにはくせ毛でお困りの方がたくさん来店してくださっています。

くせ毛はできるだけ活かしたほうが良い！という考えのフルールですので、縮毛矯正は基本的にせずその人のクセを活かしたヘアスタイルを提案しています。

今回はくせ毛でお困りの方に向けて、くせ毛を活かしたセットについてお話ししたいと思います。

くせ毛を活かしたセットの仕方

くせ毛というのは水分と油分のバランスが良くない状態なので、そのバランスを整えることが大切です。

例えば、くせ毛の方はこんな経験はないですか？

• ドライヤーで乾かした時に、すぐ髪が乾燥する
• 頭を洗ってタオルドライしたら、髪がパサつく

このような経験がある方は髪の水分・油分のバランスが特に悪い状態です。

基本的に髪を洗った後はドライヤーで乾かす必要がありますが、このような状態だとタオルドライだけでも良い可能性もあります。

くせ毛は水分・油分の潤いをしっかり残すことが大切

乾燥が進んだくせ毛の場合、その上からセット材をつけてもなかなかボリュームが収まりません。

単純にがっつりセット剤をつけて押さえつけようとしても、おさまらないんです。

くせ毛に大事なのは前提として「髪にしっかりと水分を残しておくこと」です。そのベースがあって、初めてセット剤やオイルなどの効果が出るようになります。

髪を洗った後のボリュームダウンした状態をセットで作る

シャンプーで頭を洗い終わったあとに鏡をみた時、髪がしっとりしてボリュームダウンしてませんか？

フルールで来店されるお客様も「シャンプー後の状態がキープできたらいいのに」とおっしゃる方もいますが、セットでその状態を作ることができます。

逆にそれでボリュームダウンしない場合はくせ毛が強すぎることになりますが、大体の方はセットが可能です。

夜のシャンプー後のケア

寝る前にシャンプーをした時は、ドライヤーをかけて髪を乾かしましょう。

髪を乾かすとキューティクルが閉じて髪の水分や油分が逃げるのを防ぐことができます。なのでシャンプー後に乾かさずそのまま放置…ということはしないほうが良いですよ。

ただしくせ毛の方は乾燥毛なので、オーバードライ（乾かし過ぎ）にならないように注意してください。

くせ毛の方はドライヤーにディフューザーという機材をつけて乾かすのもおすすめです。ディフューザーを使うと風がほとんど出ないので、風で髪が乱れることなく熱の力だけで自然に乾かせます。

ディフューザーについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

最近入荷した、くせ毛の方におすすめなヘアケアアイテムをご紹介！

髪のパサつきが気になる時は、保湿系のヘアケア剤もつけて寝るようにしましょう。

セットする時のケア

朝やおでかけ前に髪をセットする時は、まず髪を濡らして髪の水分量を増やします。

その次にオイルや油分・保湿系のクリームなどをつけてしっかり保湿します。

そして最後にセット剤をつけてください。保湿ベースのものをつけるのがおすすめです。

補足として、セット剤をつける時は自分が思っているよりも1.5倍ぐらい多めにつけてみてください。

なぜかというと、濡れている状態の髪につけるのでセット剤がちゃんとついてるか分かりにくいからです。

そのため気持ち多めにつけておくとしっかりセット剤が髪につけられます。もし時間が経って乾燥する場所はあれば付け足してください。

こうすることで、潤いを残したパーマのような仕上がりになりやすいです。くせ毛はちゃんと活かせばきれいなパーマのような仕上がりにすることもできるんです。

今回ご紹介したセット方法について詳しく知りたい方は、ご来店の時にお話しすることもできますので、お気軽にご予約ください。

髪のダメージを減らすには、枕カバーの素材にも気をつけて

くせ毛に限らず髪の毛のダメージ軽減のために、まだ紹介していなかったおすすめのケア方法があります。

それは寝る時に使う枕カバーをシルクの素材に変えることです。シルクはすべりが良いので寝ている時の髪の摩擦を抑えられます。

ナイトキャップもありますが、寝てる間に無意識にとってしまう人が多いので枕カバーのほうがおすすめです。

すでにシルクのスカーフ・パジャマなど、シルク製品を持っている方はそれを枕に巻いて代用しても良いと思います。

逆にマイクロファイバーや硬い綿素材は髪の水分を吸収してしまう上に、摩擦の抵抗が起きやすいのでおすすめしません。

髪のダメージが気になる方は枕カバーをシルク素材にしてみてはいかがでしょうか？

髪が長い方はこんな工夫も

また、髪の毛が長い方は寝る時に軽く結んで肩の前にもってくるか、上にあげておくことをおすすめします。

体の下に髪があると、自然と摩擦が起きてダメージの原因になります。

髪の毛がすかれすぎの方やダメージがある方は摩擦が起きないようなケアがおすすめです。

摩擦は髪が切れたり、枝毛の原因にもなりますので気を付けるだけで髪のケアにつながりますよ。

乾燥しないようケアすることがくせ毛には大切

くせ毛がもともと乾燥毛であることは意外と知られていないかもしれませんが、水分と油分を外から補ってあげることはくせ毛にはとても大切です。

ちゃんとケアをすれば自分のくせ毛を活かしたヘアスタイルも楽しめますので、ぜひ気をつけてみてください。

当店フルールにもヘアケア商品はいくつか取り扱っていますので、気になる方はご予約・ご来店の際に質問いただければお答えします。

最後までお読みいただいてありがとうございました。