こんにちは、北九州の美容室Hair Design Fleur(フルール)です。
昔から「朝シャン」という言葉があるぐらい、朝に髪を洗うというのは結構よく聞く話ですが実は髪にとっては朝シャンはあまりおすすめできません。
体がすっきりしたり目覚めが良くなったりと朝シャンにもメリットは色々とありますが、髪にとってはシャンプーをするなら夜のほうが断然に良いですよ。
というわけで、今回はその理由についてご説明したいと思います。
シャンプーはそもそも頭皮を洗うのが本来の目的
シャンプーは髪を洗っているイメージの方も多いと思いますが、シャンプーの一番の目的は髪ではなく頭皮を洗うことなんです。
頭皮の毛穴にある皮脂などの汚れをしっかりと洗い落として清潔にすることで、フケやかゆみを防いだり、健康な髪をちゃんと生やすことができます。
髪は夜中から朝にかけての時間帯に育つ
髪というのは、頭皮の血管から栄養が運ばれて育つんですが、肌や頭皮の血流がよくなるのはゴールデンタイムとも呼ばれている夜の10時〜2時です。
そしてその後の朝方4時から8時にかけて髪が育つというサイクルになっています。
夜寝るまでにしっかり頭皮をきれいにしておくことが大切
この夜から朝にかけての時間帯がきれいな髪を育てるのに大切な時間なので、その前に頭皮の汚れなどをちゃんと落としておくことが大切なんですね。
そのためには朝シャンよりも夜にちゃんと髪を洗うことが重要になってきます。
朝シャンをしている場合の髪への影響
もし夜は髪を洗わず、毎日朝シャンだけで済ませている場合は、日中にたまった頭皮の皮脂などの汚れを残したまま寝ることになるので髪の生育に影響します。
また、夜も洗って朝も髪を洗っている場合は、髪の洗いすぎによる頭皮の乾燥や髪のパサつきの原因にもなりやすいです。
シャンプーというのは確かに時間があればいつでもできますが、どの時間帯に髪を洗うかというのも重要なんですね。
適度な皮脂は体には必要
皮脂というと悪いイメージがつきやすいですが、実は紫外線などから体を守るために適度には必要なものです。
朝シャンをすると、皮脂を落とした状態で日中を過ごすことになるので紫外線の影響を受けやすくもなりますね。
夜にシャンプーをして頭皮をリセットしておけば、朝を迎えた時に適度に皮脂がある状態になるので、頭皮や髪を紫外線や乾燥から守ることができます。
朝シャンは時間がなく、ケアを怠りがち
朝シャンの場合、時間がなくバタバタと急ぎ足で準備をすることも多いと思いますが、髪の洗い方や乾かし方が不十分だと髪にもよくありません。
洗い方が不十分だと、毛穴にシャンプーやトリートメントの成分が残ることもあるので頭皮に悪影響です。
また髪が成長する午前4時から8時までは、毛穴が緩んでいる状態なので朝に髪を洗うと成分が残りやすいともいえます。
髪を乾かす時も、中途半端に乾かして半乾きの状態になってしまうと、髪のキューティクルが開いたままでダメージを受けやすくなります。
朝は何かと忙しい時間帯なので、朝に髪を洗うと髪へのケアも怠りがちになりやすいです。そういった点で見ても朝シャンは控えたほうが良いのではないかと思います。
夜にシャンプーをして、ゆっくり休めば髪のケアにもつながる
というわけで朝シャンが髪に与える影響についてご説明させていただきました。
髪を洗うならやはり夜の時間帯にゆっくり落ち着いてするのが、一番髪には良いですね。
女性であれば化粧を夜ちゃんと落としてから寝るのが肌に良いと言われているように、髪も頭皮の汚れを夜にちゃんと洗い流して寝たほうが髪に良いということです。
夜は仕事疲れで髪を洗うのがめんどう・・・と思うこともあるかと思いますが、きれいな髪を維持するには夜にちゃんと洗ってあげることをおすすめします。
髪を洗う時は、頭皮をマッサージするように指の腹でやさしくもむように洗ってあげると、皮脂の汚れも落ちやすくなり、また頭皮の血流もよくなりますよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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